10月の勉強会は雲南省特集。
雲南省といえば、中国でも南部、内陸に位置し、少数民族が多く住む地域です。
お茶の産地である雲南省南西部は、野生のチャノキの古樹が自生します。お茶の品種はアッサム種にあたる雲南大葉種。いつもの中国種のお茶とは味も香りも異なります。今回はそれを体感いただく目的です。
今回のラインナップは・・
“なごやかにお茶勉強会7″の続きを読む10月の勉強会は雲南省特集。
雲南省といえば、中国でも南部、内陸に位置し、少数民族が多く住む地域です。
お茶の産地である雲南省南西部は、野生のチャノキの古樹が自生します。お茶の品種はアッサム種にあたる雲南大葉種。いつもの中国種のお茶とは味も香りも異なります。今回はそれを体感いただく目的です。
今回のラインナップは・・
“なごやかにお茶勉強会7″の続きを読む随分と涼しくなりました、季節は巡り、おせちのカタログが届き、年末も意識し始めるこの頃です。
10月は白茶を2種類と、黄茶を2種類お飲みいただきました。
白茶は体を冷やすと言われていますので、今の時期にはそぐわないと思われますが、長い時間を経た白茶は体を冷やすわけではありません。そんな話をエクスキューズにさせていただきました。
そして、参加者Yさんにお茶淹れをお手伝いいただきながら進めていきました。
そして、今回のラインナップは・・
“10月のお茶会振り返り”の続きを読む9月の勉強会は白茶と黄茶の会でした。9月末だというのに、当地の最高気温33℃!白茶を飲むにはピッタリとは思いますが、熱いお茶に汗が止まりませんでした。今回はメンバー全員出席で、久しぶりの再会にテンション上がりましたが、タイムスケジュールはタイト。飲んでいただくお茶が多すぎましたね。
まずは、白茶、黄茶とはどんなお茶か、という説明を聞いていただいてからお茶を飲みます。
今回のラインナップは・・
“なごやかにお茶勉強会6″の続きを読むお茶会、勉強会で使用のお茶をご紹介します。お茶のプロフィールの確認にご活用ください。
茶類:白茶
品種;福鼎大白茶
産地:福建省福鼎市太姥山
白毫銀針は英語でシルバーニードルと呼ばれ、全体を覆う白い産毛が特徴。白茶の中でも高級なお茶で、芯芽だけを使用して製茶しています。これは2022年に製茶されたものです。
産地の太姥山は白茶発祥の地とされています。伝説では、古代、太姥山周辺で麻疹が流行し、幼い子供の命が奪われていきました。ある女性(のちに太姥娘娘と呼ばれる)が太姥山鴻雪洞で見つけたチャノキから白茶を作り、子供たちに飲ませたところ、徐々に麻疹の流行が収まったと言われています。そのチャノキは緑雪芽と呼ばれ、これを母樹として1796年より繁殖させ、現在の白茶生産に至ります。白茶は抗酸化作用が強いので、健康、美容効果を期待して世界的に人気が出ています。
蓋碗で淹れた茶水。
葉底(茶殻)。小さい葉が少しだけ混じっていました。
お茶会、勉強会で使用のお茶をご紹介します。お茶のプロフィールの確認にご活用ください。
茶類:白茶
品種;福鼎大白茶
産地:福建省福鼎市
白茶の伝統的な産地、福鼎で作られた100gほどの小餅。2018年4月に緊圧されています。
白く見えるところは芽、大きめの葉も見えます。
普洱刀で崩しました。
茶水はオレンジを帯びた黄色。甘い香りが漂います。
葉底(茶殻)。一芯二葉です。緊圧されていたのでかなり崩れています。
9月、10月は雲南省産の白茶と紅茶を飲みました。暑い時期に企画した白茶のお茶会ですが、最終の回はすでに10月中旬。でもその日の最高気温は29度でした。夏みたい。
左上より 古樹滇紅2種類
左下より 雲白毫、月光白
左上の黒っぽい古樹紅茶は比較のためにお見せしたものです。
“9、10月 お茶会ふり返り”の続きを読む随分と暖かくなりました。感染症も少し落ち着いてきましたが、相変わらず少人数のお茶会を実施しております。3月は茶種を限定せず、緊圧茶縛りでのお茶会でした。
緊圧茶といえば、餅型、お椀型、きのこ型(中国では心臓型といいますが)、レンガ型、柱のように大きいものなどいろいろあります。
今回のお茶はこんな形でした。