白毫銀針(2023年9・10月のお茶)

お茶会、勉強会で使用のお茶をご紹介します。お茶のプロフィールの確認にご活用ください。

◆はくごうぎんしん

茶類:白茶
品種;福鼎大白茶
産地:福建省福鼎市太姥山

白毫銀針は英語でシルバーニードルと呼ばれ、全体を覆う白い産毛が特徴。白茶の中でも高級なお茶で、芯芽だけを使用して製茶しています。これは2022年に製茶されたものです。

産地の太姥山は白茶発祥の地とされています。伝説では、古代、太姥山周辺で麻疹が流行し、幼い子供の命が奪われていきました。ある女性(のちに太姥娘娘と呼ばれる)が太姥山鴻雪洞で見つけたチャノキから白茶を作り、子供たちに飲ませたところ、徐々に麻疹の流行が収まったと言われています。そのチャノキは緑雪芽と呼ばれ、これを母樹として1796年より繁殖させ、現在の白茶生産に至ります。白茶は抗酸化作用が強いので、健康、美容効果を期待して世界的に人気が出ています。

蓋碗で淹れた茶水。

葉底(茶殻)。小さい葉が少しだけ混じっていました。

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