お茶会,勉強会にご参加の方から、お好きなお茶、オススメのお茶をご紹介いただくコーナーです。(不定期掲載)
第6回はHSさんにお聞きします。オススメのお茶はこちらです。
茶名 白川茶
茶種 緑茶
産地 岐阜県加茂郡白川町、東白川村
Q. このお茶との出会いは?
A.テレビで紹介されているのを見て飲み始ました。
Q. どういうところがお好きですか?
A.深蒸し茶のように濃くなく、さっぱりと飲みやすいです。
それと個人的に親しみを感じる味です。小さい頃、母の実家で飲んだお茶と似ているように思います。
Q.お母様のご実家のお茶は白川茶だったのでしょうか。
A.母の実家のお茶は叔母の手作りでした。岐阜の武芸川町です。
Q.同じ美濃地方ですね。
A.大勢が集まるのでお茶はやかんで煮出してあって、少し渋いけど美味しかったです。茶殻は葉っぱの形そのままでしたよ。懐かしいです。
Q.今では得難い体験ですね。手作りのお茶は素朴なイメージですが案外と香りがよかったのかもしれませんね。
それで今は白川茶をどんな時に飲んでいますか?
A.夕食の後など、一息つきたい時に飲みます。氷出しで淹れて家族と一緒に楽しんでいます。
Q. 氷出しは夏にピッタリですね。具体的にどんなふうに淹れているのですか?
A.ティーポットに氷を入れてその上に茶葉を載せます。さらに氷と茶葉を何層も重ねます。
Q. ミルフィーユ状態!それでどのくらいの時間を置いているのですか?
A.氷が溶けたらすぐに飲みます。あまり長く待っていられないタチなので(笑)
Q. 白川茶の推しのポイントを教えてください。
A.白川茶は東海地方では入手しやすくお手頃価格。しかも美味しいです。ぜひお試しください.
小間使いから補足
低い温度で淹れたお茶は、苦渋味が少なく飲みやすいですよね。カフェインの浸出も少なく、夜に飲んでも安眠を妨げません。特に氷出しは水出しよりさらにカフェインの浸出が抑えられるというデータがあります。また、浸出される成分のバランスはお湯の温度により変わり、水出し茶は自然免疫機能のアップも期待できると言われます。https://www.naro.go.jp/laboratory/nifts/t_contents/mizudashi_ryokucha/detail.html
香りを楽しむお茶の場合、温めた湯飲みに氷出しのお茶を注ぐと香りが華やぎます。寝苦しい夏の夜には、冷たいお茶を楽しみたいですね。