寒い時期には体を温める紅茶を飲みましょう、
ということで、1月のお茶会は紅茶特集でした。
紅茶のお店でもあまりお目にかからない3種類の中国紅茶。
感染症対策で1回につき2名のマスクお茶会でした。
九曲紅梅・・龍井茶の生産地、杭州で作られた紅茶
祁紅香螺・・新芽で作られた祁門紅茶
碧螺紅茶・・洞庭碧螺春の2番茶以降で作られた紅茶
九曲紅梅
甘い香りであっさりとしていて、渋みが全くありません。
何度でも杯を重ねられるおいしいお茶でした。
お値段はそれほど高くなかったのですが、期待以上のパフォーマンス。
参加者の皆様にも好評をいただきました。
蓋碗110ml、水温90度、お茶5g (バナジウム入り天然水使用)
1煎目15秒、2煎目10秒、3煎目10秒
祁紅香螺
個人的にすごく期待して封を開けましたが、香りも味もかなり淡く、余韻も大きくはない。
以前に飲んだ時の、わかりやすい美味しさとは全く違う印象でした。
淡い香りや味をキャッチできるかどうかは個人差が大きく、参加者の皆様の感想も賛否分かれました。
確かに値段と味のバランスが取れていないと思います。
なんとか皆様に満足していただきたくて、
ジタバタと色々な温度や水で試しました。
結局、一番美味しいと思えた淹れ方は下記の通り
蓋碗110ml、水温85度、お茶5g (天然水南アルプス 使用)
1煎〜3煎目15秒
でも、さすがに高級茶なだけあって煎が効きますし渋みは出てきません。そしてとてもやわらかくて瑞々しい葉底(茶殻)でした。
碧螺紅茶
こちらも祁紅香螺と同様、繊細な芽でできたお茶です。香りは何か食べ物を思わせます。
なんの香りかなあ〜、と皆様と考えた結果、
「手焼きせんべいや焼き餅の香り」ということになりました。
もち米が焼けるような香ばしい香りのお茶でした。
蓋碗110ml、水温90度、お茶5g (バナジウム入り天然水使用)
1煎〜3煎目15秒
ごちそうさまでした!